若手社員が語るカタクラ

Profile

(1年目仮配属 前半:業務室 後半:営業課)山中さん

(1年目仮配属 前半:リーシング室 後半:マーケティング課)大石さん
カタクラには、入社1年目に仮配属として2つの部署をそれぞれ半年間経験するプログラムがあります。
今回は、その仮配属を経て本配属先で活躍する2年目社員の2人にインタビューをしました。異なる部署を経験することで物事をさまざまな角度から捉える視点が養われ、自身の役割をより広い視野で考えられるようになっていく。日々の業務の中でどのような学びを積み重ねてきたのか、そのリアルな声をお届けします。
※所属部署は取材当時のものになります。
「1年目の経験」が、その後の仕事の土台になる
1年目はどんな経験をしましたか。

山中:1年目の前半は、売上や経費など"お金の動き"を管理する業務室に配属となりました。
テナントの売上金の管理や賃料の精算といった会計業務に加え、会議の準備など総務的な業務まで担当し、コクーンシティの運営を縁の下から支える役割を担っていました。
数字を正確に扱うことが求められる部署で、最初は目の前の業務を覚えることで精一杯でした。後半には、営業課へ配属となりました。店舗の方と直接やり取りする機会が増えていく中で、前半の業務室で日々向き合っていた数字と、店舗の方との会話内容がつながっていることに気が付きました。
売上の増減や費用の変化の背景には、必ず現場の動きや工夫があります。数字の裏にあるストーリーを想像しながら業務に取り組めるようになり、同じ商業施設の運営に関する仕事でも、見え方が一段と立体的になったと感じました。
大石:1年目の前半は、テナントの契約業務を担当するリーシング室、後半では販促を担当するマーケティング課の業務を経験しました。
リーシング室では、「どのような条件で店舗に出店していただいているのか」という契約の前提や背景を学びました。契約書の文言ひとつにも、店舗側の事情や施設側の方針が反映されていることを知り、商業施設の運営に関する土台を理解する時間だったと感じています。
一方、マーケティング課では、「どうやってお客様に来館していただくか」「どのように買い物体験をより良くしていくか」といった業務を担当しました。企画を立て、準備を進め、実際にお客様やテナントの方の反応を確認する、その一連の流れを経験することで、数字が動く瞬間を体感しました。
一見すると異なる仕事ですが、店舗がどのような条件で出店しているかを知っているからこそ、店舗の状況を踏まえて販促を行うことができます。また、販促の結果が売上にどう影響するか、背景や状況を想像する視点も身につきました。

1年目の経験が、2年目以降にどう活きていますか。
山中:各部署が「どのような役割を担っているのか」の理解が進んだことで、仕事の進め方が大きく変わったと感じています。
例えば販促企画を立てる際も、「この内容はこの部署に早めに相談した方がよい」「これは自分の部署で整理してから共有した方がスムーズだ」といった判断ができるようになりました。
相手の立場や業務の流れを想像できるようになったことで、連携がよりスムーズになったと実感しています。1年目で蓄積された知識や経験が今の仕事を支えていると感じる瞬間です。
大石:マーケティング課に在籍していた頃は、外部の委託先や社内との調整が多く、イベント当日や広告の掲載日から逆算してスケジュールを組むことが日常でした。リーシング室でも、出店契約書の締結に向けて社内手続きを逆算しながら進めることが求められました。本社の業務も同じく、ゴールから逆算して確認の順序やタイミングを組み立てることが求められるので、1年目に現場で学んだことが活きているなと感じます。
店舗担当と販促を"一体で"考える
現在の具体的な業務内容を教えてください。
山中:現在の部署は営業と販促の機能を持っており、担当店舗を持ちながら、施設全体の企画にも携わっています。
日々の売上や来店状況を確認し、店長と対話を重ねながら課題を整理していきます。数字の動きだけでなく、その背景にある店舗の状況やお客様の反応も踏まえて考えることを大切にしています。
そのうえで、必要に応じて販促施策や改善案を提案し、実行まで一緒に取り組みます。店舗ごとの課題だけでなく、コクーンシティの全体方針との両方を意識しながら動くことが、今の仕事の特徴だと感じています。

販促を考えるときに意識していることはありますか。
山中:「去年もやったから今年もやる」という発想ではなく、まず"いま何が課題なのか""どの数字をどう動かしたいのか"を整理してから企画を立てるようにしています。
そこが曖昧なまま進めてしまうと、結果が出たのかどうか、何が良かったのかも振り返れなくなってしまいます。
だからこそ、最初の設計の段階で目的と指標を明確にすることを大切にしています。
具体的には、どんな準備をするのでしょうか。
山中:例えば、年間で最も規模の大きいゴールデンウイーク期間のフェアでは、まず全体像を描いたうえで、やるべきことを一つずつ分解していきます。
スケジュールの設計、制作物の内容と数量の確認、館内装飾のイメージづくり、関係部署への共有まで、抜け漏れがないかを丁寧に整理します。
イベント当日はあっという間に過ぎていきますが、そこに至るまでの準備期間は数カ月単位になります。だからこそ、一人で抱え込むのではなく、早めに共有しながらチームで準備を進めていくことが大切だと感じています。
会社の意思決定を支える
本社配属と聞いて、最初はどう感じましたか。
大石:正直、驚きました。1年目は現場でテナントの方やお客様の動きを間近で見ていたので、本社の業務がどんなものか、最初はなかなかイメージが持てませんでした。しかしながら、実際に働いてみると、現場で学んだことが役立つ場面が多くありました。数字の背景に何があるのかを想像できるのも、実際に現場を見ていたからこそだと思っています。また、リーシング室で確認していた契約書も、経営企画室の視点では単なる契約条件ではなく、会社としてのルールや方針が正しく反映されているかという観点で見ることが求められます。同じ書類でも、立場によって確認すべき視点がまったく異なることに気づき、改めて仕事の奥深さを感じました。

現在の業務内容を教えてください。
大石:私の部署は秘書と経営企画の機能があり、主に秘書業務を担当しています。
秘書業務では、役員と各部署・関係会社のパイプ役として調整しながら、取締役会や経営会議の事務局として運営をサポートしています。経営企画業務としては、法令や社内ルールに照らしながら、数値のチェックや会社のルール・仕組みの整備を行っています。これらの業務を通じて、意思決定がスムーズに行えるよう支えることが大切な役割だと感じています。また、当社だけでなく関係会社の方と関わる機会も多く、グループ全体を意識した動き方が求められます。
どんな点が難しいですか。
大石:役員のスケジュール調整一つにしても、ただ空いている時間に予定を入れるのではなく、関係する方それぞれの立場や関係性、優先順位を考えながら進める必要があります。上司や先輩からは「目的は何かを意識すること」「意思決定のために何が必要かを考えて材料を集めること」が大事だと教わりました。相手が判断しやすい状態をいかに整えられるかの視点で考えるのは難しいですが、先輩の動き方を観察しながら、その言葉を意識して少しずつ自分なりの型をつくっている段階です。
社風とチームでの動き方
会社の雰囲気を、どう感じていますか。
山中:私が強く感じているのは、「一人で完結する仕事がほとんどない」ということです。
企画の準備一つを取っても、スケジュールが少しでも遅れると、制作物や館内の展開全体に影響が広がります。だからこそ、早めに状況を共有し、自然と声を掛け合う動きが生まれます。
昨年まで別の部署だった営業と販促が統合された当初は、全員にとって試行錯誤の部分もありました。そのような中で、経験のある上司や先輩に分からないことを素直に相談できる雰囲気があります。「まずはやってみよう」と背中を押してもらえる場面も多く、チームで前に進んでいる実感があります。
大石:目の前の業務を作業的にこなすのではなく、「本質は何か」「どうすればもっと良くなるか」を考えている人が多いと感じます。気が付いたことを部署の壁を超えて共有し、一緒に改善していこうとする雰囲気があります。課題を後回しにせず、着実に前に進めていく姿勢、決めた方針を最後までやり抜こうとする姿勢が根付いているところが、この会社の特徴だと思っています。また、経営企画室は、法務・経理・各事業部門など多くの部署と関わりながら業務を進めることも多いですが、一人ひとりの専門性を持ち寄りながら仕事を完成させていく、そうした動き方が全社の一体感につながっていると感じています。
仕事の進め方に、共通する特徴はありますか。
大石:現場と管理部門、部署は違っても共通しているのは、惰性で進めるのではなく「何のために」「いつまでに」をしっかり確認したうえで進めることです。そして、一人で抱え込まず、チームや関係者で確認を重ねながら進めていきます。目的と期限が明確になっていると、自然と動きやすくなり、チーム内での情報共有もスムーズになります。そうした小さな積み重ねが、結果として仕事の質を高めることにつながると感じています。
当社は、OJT・メンター制度・上司との1on1や人事面談など、フォロー体制が整っています。進め方に迷ったときにすぐ相談できる人がいることは、若手にとって大きな安心材料になっています。
山中:現場側でも同じです。企画を進める際は、メンバーそれぞれの得意分野や状況を踏まえながら役割が決まっていきます。
役割を決めたあとも「任せたら終わり」にはせず、進み具合をこまめに共有しながら、その都度すり合わせを行います。イベント当日だけに目を向けるのではなく、準備の段階から少しずつ形にしていく感覚があります。
上司や先輩が忙しい時期でも気に掛けて声をかけてくれるので、そういった雰囲気が自然に根付いているところが、この会社らしさだと感じています。自分もそういう存在になりたいと思っています。

これからの目標と、未来の仲間へ
今後の目標を教えてください
大石:まずは業務の目的や流れを着実に理解し、先を見越して動けるようになりたいです。そのうえで、周囲の方に働きかけながら、より良い仕組みづくりにも貢献したいです。表に出にくい仕事ですが、会社全体の意思決定を支えているという自覚を持って、知識を深め、段取り力をさらに磨いて、安心して任せてもらえる存在になれるよう成長していきたいです。
山中:店舗の課題をより細かく分解し、それを具体的な販促施策につなげられる力を高めたいです。
前年と同じやり方を繰り返すのではなく、結果を振り返り、次にどう活かすかを考え続ける。自分の担当業務だけでなく、周囲の動きも見ながら、チームとして前に進められる3年目になりたいと思っています。
就職活動中の学生へメッセージをお願いします。
大石:「もっと良くできないか」と考えることを大切にする雰囲気があります。若手であっても、目の前の業務にしっかり向き合い、自分なりの視点で改善や提案ができる人は、前向きに挑戦を重ねられる環境だと感じています。
山中:自分の考えを持ちながら、周りと協力して物事を進めていける人と一緒に働きたいと思っています。日々の気付きや課題も学びに変えて切磋琢磨しながら、成果に向かってチームとして成長していけたら嬉しいです。










