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中途採用メンバーが実感した
カタクラの魅力と唯一無二の社風

Profile

企画部広報・IR室諏訪さん
さいたま新都心事業部
リーシング室小山さん
さいたま新都心事業部施設課倉林さん
さいたま新都心事業部営業課林田さん

中途採用でカタクラに入社した社員の皆さんに、カタクラの魅力や社内の雰囲気について語っていただきました。社会人として豊富な経験を持つ彼らが、数ある企業の中からカタクラを選んだ理由とは何だったのでしょうか。そして、入社後に感じたカタクラ独自の文化や、そこで働く人々の魅力とは―。他の会社を経験したからこそ分かる視点から語られる、カタクラならではの特長や、そこで働く喜びが、このインタビューを通じて浮かび上がってきました。

多種多様な才能が集まるカタクラ

皆さんは中途採用としてカタクラに入社されていますが、前職の業務内容について教えていただけますか。

諏訪:私は前職では監査法人に勤務していました。クライアントを訪問して会計監査をする仕事です。東京の監査法人に所属していて、クライアントはほぼ関東周辺にありましたが、子会社などに赴く時もあり、日本各地でも仕事をしていました。資格としては、学生時代に公認会計士を取得しています。約5年間監査法人に勤め、カタクラに来て5年が経過します。

林田:私は前職では、コクーンシティと同様にショッピングセンターの運営管理をする会社に勤めていました。業務内容は現在と大きく違いませんが、カタクラがデベロッパーとして土地と建物を所有しながら運営管理しているのに対して、前職の会社は土地と建物を持たず、土地建物のオーナーと業務委託契約を締結して、運営管理の部分だけ受託するという形態でした。個人の業務としては今の営業課の仕事と基本的に同じで、主にテナントの管理や、販促関係の業務に従事していました。前職に約14年勤務したのち、2022年にカタクラに入社しました。

小山:私は新卒でロードサイド型の紳士服チェーンに入社し、約4年間販売員として働きました。その後、店舗開発やテナントの立場として出店に関わる仕事に7年ほど携わり、契約管理やテナント誘致を経験する中で、リーシングの仕事に興味を持つようになりました。
その後、別のロードサイドチェーンのリーシング専門部署に転職し、さらに2年後にカタクラに今度はデベロッパーのリーシングという立場で入社しました。現在、入社して約2年が経ちます。

倉林:前職では新卒で入社し、デベロッパーとして商業施設の運営に8年半携わっていました。現職と同じく施設管理の仕事を担当していて、建物管理や工事の発注、リニューアル業務など、いずれも今と同様の仕事です。カタクラには入社して1年が経っています。もともと理系ではなく、文系でインテリアの勉強をしてきたので、就職してから学ぶことが多くありました。

気持ちが奮い立つような憧れの商業施設に転職

転職の際になぜカタクラを選んだのでしょうか。

諏訪:転職しようとしていた当時、次のステップとして、企画部門に携わりたいと考えていました。前職の経験を活かしながら、将来を見据えて会社全体の大きな方針策定に少しでも携わるような業務がしたいと考え、そのような仕事は自分自身の性格にも合うと思っていました。最終的にカタクラに決めたポイントはいくつかありますが、1つは、面接でお会いした方々の人柄や、会話を通じて感じた「新卒・中途問わず、さまざまなバックボーンを持つ人々が活躍している企業文化」が魅力的だったということ。また、転職当時、カタクラが大きな変革期にあり、課題を先送りにせず、荒波を乗り越えて成長へ向かっていこうという気概を感じた点もカタクラを選んだ理由の1つです。

林田:私がカタクラに転職したきっかけは、より大きなショッピングセンターで施設運営をしたいという気持ちからでした。以前勤めていた事業所が比較的小規模のショッピングセンターであったことから他施設への異動を希望したものの、タイミングが難しかったことから、新たな挑戦をしたい気持ちが大きくなり、転職を考えるようになりました。転職先として最初に頭に浮かんだのが顧客としても大好きなコクーンシティでした。また、当時はコロナ禍による消費者行動の変化で、リアル施設への集客が難しい状況でしたが、コクーンシティは駅前にありながら3000台の駐車場を備えており、「立地の強み」が大きな魅力であったことも理由の一つです。

小山:私がコクーンシティに関心を持ったきっかけは、前職で店舗開発の仕事をしていた時です。たまたまさいたま新都心エリアの調査を行う機会があり、そこでさいたま新都心という土地の素晴らしさを知りました。テナントの立場としてぜひ「出店したい」と思わせてくれる場所でした。その後、自身のキャリアについて、"デベロッパーとしてリーシングを学んでみたい"と考えた時にポイントとなったのが、魅力的なエリアで施設運営をしている会社であることと、チェーン化していないオリジナルの魅力を持つ会社であることでした。その両方を兼ね備えているのがまさにカタクラのコクーンシティだったのです。

倉林:前職の会社はチェーン型の商業施設を運営していましたが、それぞれの施設のブランドカラーの差別化が徐々に難しくなっていると感じていました。入社から8年余り経過した頃には、「これが本当に自分のやりたいことなのか?」と自問自答するようになり、転職を意識するようになりました。そこで思い浮かんだのが、顧客として利用していた思い出深いコクーンシティでした。自分の気持ちが奮い立つような商業施設で勤務できたらきっと幸せだろうと思い切って転職にチャレンジした結果が今につながっています。また、面接の際に、「意思決定がスピーディである」と聞いたのも決めての1つになりました。

伝統と未来志向のバランスがとても良い会社

転職してカタクラに入り、どういう印象を受けましたか。

諏訪:カタクラには「こんな会社は、他にない」と思えることがいくつもあります。例えば、経営陣との距離感が近く、社員と一丸となって事業を前に進めて行こうとする一体感は、他の会社にはなかなか無いものだと思います。また、150年の歴史があるにもかかわらず、形式に囚われず、時代の半歩先をいくような施策を決めていく面白味のある会社でもあります。

林田:私がこの会社に来て驚いたのは、社員の1人ひとりに任される業務範囲が非常に広いこと。特に新卒で入社してきて1年目、2年目の若手社員のレベルの高さには驚きました。社内の教育プログラムや若いうちから仕事を任せてもらえる環境が整っており、それが若手社員の成長に繋がっているのだと思います。

小山:「まず自分たちでやってみよう」「目標達成のために自分は何をするべきか」ということをとことん追求するような、仕事にすごく気概を持っている会社だと感じました。全員にエネルギーが満ち満ちているので、自分も常に触発されて、頑張って学んでいかなければいけないという気持ちにさせてくれる組織ですね。長い歴史がありながら、革新的なことやチャレンジングなこともできて、柔らかい部分と硬派な部分を併せ持ち、若い人からベテランまで共通する風通しの良さなど、伝統と未来志向のバランスがとても良い会社です。

倉林:社員の皆さんが、ものすごくエネルギッシュに自分ができることを実行するところがすごく素敵だと思いました。また、自分の足で情報を集めてくるなど、とてもアグレッシブ。ある程度のレールは敷かれているのだけれども、そこに新しいレールをどうやって作るか、どう良い方向に変えていくかなど、"考えること"にいつも力を注いでいます。それがとても新鮮で、私に足りない要素が学びになり、良い刺激を受けました。

近い将来の目標を教えてください。

諏訪:現在、企業には収益を上げるだけでなく、持続可能性への取り組みや、ガバナンス・透明性の確保が求められています。当社は「上場会社」として、ステークホルダーである株主や投資家からの目を意識しながら、その期待に応えていく責任があります。企業価値を示す重要な指標の一つが「株価」ですが、私はその株価向上に向けた施策の検討に取り組んでおり、これまでの経験を活かして、多角的に企業価値をさらに高めていけるように尽力していきたいです。

林田:1人の営業課員が担当する店舗数が多いので、テナントスタッフの方々とコミュニケーションを取れる時間には限りがありますが、そのような中で、工夫しながら一人ひとりの店長さんとしっかりと向き合い、悩みを共有し、一緒に解決していけるよう努めたいと思っています。そして、店長さん自身が「コクーンシティで働いて良かった」と感じられるような施設づくりや信頼関係を築いていきたいと考えています。

小山:お客様や関わる方々に「コクーンシティが自分の生活の豊かさにつながっている」と思っていただけるようなリーシングをしたいと考えています。2025年はコクーンシティが開業して10周年となりますので、そこに向けて良い発信をしていきたい。そして将来も、それを積み重ねていくのが自分の目標になると思います。

倉林:この会社の魅力の一つは、特定の部署にとどまらず、ローテーションで様々な経験を積むチャンスがある点だと思います。たとえば、テナントフォローをする営業課から、私の所属する施設課へ異動するケースもあります。施設課は「専門性が高そう」、「難しそう」との印象から、異動に対して抵抗感を抱いてしまうのは非常にもったいないので、「施設管理の業務って面白い」「携わってみたい」と思ってもらえるよう、日頃から施設課との接点を増やすとともに、私自身が業務内容等を周囲の方にわかりやすく伝えていくことが重要だと考えています。これからも「相談しやすい施設課」を目指して取り組んでいきます。